50代で貯金をすべて失った時どのように考えればいいのか？

今回視聴した動画は、50代独身男性の会社員の方が30年間コツコツ貯めた貯金を、

会社が辛くて早く辞めたいと焦って仮想通貨に投資し、大金を失ってしまって、

やる気も無くしてしまい、この年で両親と同居のニートでいいのか？

自殺願望が止まらないがどうすればいいか？という相談に対して、

松田豊さんが回答される動画です。

個人的にこの50代男性の方のお気持ち、よくわかります。

会社が辛くて早く辞めたいと思う時、まず考えてしまうのが、

「今の貯金で生活していけるだろうか？」ということです。

50代で会社が辛い場合、会社に勤めるということ自体が嫌になっていることも

多いと思いますので、退職後は会社員以外の道を探したいはずです。

そうすると、退職後の不安から、少しでも多く貯金を増やしておきたいと

焦って考えてしまうのは当然といえば当然です。

この方は、貯金の残金が300万円になったということなので、

おそらく1千万円以上の大金を失ったと思われます。

それを考えると、自殺したくなる気持ちもよくわかります。

松田豊さんは、この方の質問に対して以下のように回答されています。

うつ病のカウンセラーではないので、ネット起業家の視点からと前置きされた上で、

まず、自殺は良くないから止めること。

自殺するくらいなら、両親の家に行ってニートをやってもいい。

病気や調子が悪い時は、誰だって親の世話になるかもしれない。

いつ、誰がニートになってもおかしくない。

しばらく休んで、復活すればいい。

松田豊さん自身も、2015年末に株で数千万円の損失を出されて、

貯金を全て失って自殺しようと思われたそうですが、

大損したことで必死に仕事を見直し、頭をフル回転させて、

思考力を最大限に発揮して、当時2千万円だった売上が、

2年後には3千万円以上になったそうです。

逆境をチャンスに変えられたそうです。

続いて、松田豊さんはこうおっしゃいます。

50代で貯金を投資で失ったら、全てをやめてしまいたいという気持ちもわかる。

ただ、希望を捨ててはいけない。

逆境のときに人は試される。

生きていると辛いことが本当に多いが、

人生は株価と一緒で上がったり下がったりしながら結局上に行く。

絶望しているのは、あなただけではない。

今は、ネットがあるので元気づけたり励まし合うことができる。

あなたは一人じゃない。

このように回答されました。

ひと昔前はネットもなかったので、松田豊さんのような方に相談することも出来ず、

一人で不安に押しつぶされていたと思います。

この方は、松田豊さんに相談することができて幸せです。

私も逆境の時は、この動画を思い出して希望を忘れず生きていきたいと思います。